※本稿は Wikipedia - PlayStation 2(*)を参考に、独自調査を含め制作しています。
※対象機種の販売(出荷含む)台数は、メーカーの公式発表をはじめ、各調査機関の数値に基づきます。
※発売日は日本国内(一部海外含む)での発売開始年月日です。

PlayStation 2 | |
メーカー | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
発売日 | 日本:2000年3月4日 北米:2000年10月26日 欧州:2000年11月24日 オーストラリア:2000年11月30日 台湾:2002年1月24日 韓国:2002年2月22日 |
対応メディア | DVD、コンパクトディスク |
対応ストレージ | メモリーカード(MagicGate対応)、ハードディスクドライブ(一部のみ) |
コントローラ入力 | DUALSHOCK 2、アナログコントローラ(デュアルショック)、 プレイステーションコントローラ(いずれも有線) |
外部接続 | PCカードスロット(SCPH-30000以前) EXPANSION BAY(SCPH-30000~50000) イーサネット(SCPH-70000以降) USB IEEE 1394(一部のみ) |
オンラインサービス | PlayStation BB |
売上台数 | 日本:2399万台 世界:1億5000万台 |
互換ハード | PSX |
後方互換 | PlayStation |
前世代機 | PlayStation |
次世代機 | PlayStation 3 |
系譜 | |
1998年5月21日 | 当日発売のVジャンプ7月号の創刊5周年記念のページにて堀井雄二のインタビューで、次世代プレイステーションの存在が明らかになる。当事の仮称は「スーパープレイステーション」。ちなみに当事エニックスが鋭意制作中であった『ドラゴンクエストVII』が発売されたのは、このインタビューから約2年3ヶ月後の2000年8月のことであった。 |
1999年3月2日 | 東京国際フォーラムで開催された「次世代プレイステーション」に関する発表会において、基本仕様が公開され性能デモが行われた。「Emotion Engine」「Graphics Synthesizer」を用いて実演された花火やキャラクターの表情が動くなどの高度な3DCGは当時のゲーム機ではおよそ考えられないものであり、多大な衝撃と期待を集めた。 |
1999年9月13日 | 正式名称「PlayStation 2」と本体価格などを発表。また99年9月時点ですでに国内ソフトメーカー89社、海外でも北米46社、欧州27社とすでにライセンシー契約を締結していることなどを明らかにした。 |
2000年2月18日 | SCEが自社のショッピングサイト「PlayStation.com」で先行予約を受け付け開始。ゲーム業界でネット販売の導入は画期的だったが、最初の1分間に10万アクセスを記録するなど、SCEが事前に予測していた以上のアクセスが殺到した為にそのシステムの一部がダウン。またサーバーから個人情報が漏れたりするなどの問題も発生した。 |
2000年3月4日 | 日本市場において「PlayStation 2」発売。定価39,800円。初回販売台数は98万台にものぼり、初代「PlayStation」の約10倍規模のローンチとなった。 |
発売直後、DVDプレーヤー機能にリージョンチェックを回避できる不具合が発覚。これは特定の操作をすることにより、本来再生できないリージョンコードの異なる海外版DVDが再生できてしまうというもの。当時プレーヤーソフトはメモリーカードに記録しバージョンアップできる仕様となっており、出荷した全ての本体を対象にユーティリティディスクの交換による無償バージョンアップが行われた(ただし自発的な回収に応じたユーザーのみ)。 | |
2000年10月26日 | 北米市場において「PlayStation 2」発売。将来の機能拡張に対応したエクスパンションベイ(拡張ベイ)を備えるなど日本仕様より一歩進んだハードだった。 |
2001年1月25日 | カプコンから戦国サバイバルアクションゲーム『鬼武者』発売。同年3月にはPlayStation 2向けタイトルとして初の100万本超の出荷を達成。 |
2001年7月19日 | スクウェアからRPG『ファイナルファンタジーX』発売。PlayStation 2向けタイトルとして初の初回出荷100万本超を達成、国内市場においては最終的に200万本以上を売り上げるなど、同シリーズの人気の高さを伺わせた。 |
2001年9月14日 | 任天堂から「ニンテンドーゲームキューブ」発売。 |
2002年2月22日 | マイクロソフトから「Xbox」発売。 |
2002年7月 | 日本国内1000万台突破。 |
2002年11月29日 | エニックスが『ドラゴンクエストVIII』の対応機種をPlayStation 2とすることを発表。また同作品の開発をレベルファイブが担当することも合わせて発表された。 |
2003年1月15日 | 全世界5000万台突破。 |
2003年6月12日 | ネットワークへの接続機能を備えたPlayStation 2用の周辺機器「PlayStation BB Unit」の店頭販売が開始。 |
2004年2月11日 | テレビに写っている自分そのものをコントローラとして操作して遊ぶPlayStation 2用の周辺機器「EyeToy」発売。 |
2004年11月03日 | 従来機より体積比約4分の1(従来の23%)、重さ約半分(従来の45%)に小型化した「PlayStation 2(SCPH-70000 CB)」発売。俗に言う薄型PS2。 |
2004年11月17日 | スクウェア・エニックスからRPG『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』発売。本作は1度の延期も行われず当初の予定通り発売された。日本市場では発売から3日間で、PlayStation 2用ソフト史上最大となる300万本超を出荷し、最終的には実売350万本以上を達成している。これはPlayStation 2用ソフトの中では第1位の記録であり、前世代機にあたるPlayStation向けに発売された『VII』同様、2世代に渡って『ドラゴンクエスト』ナンバリングタイトルがその座を獲得した。 |
2005年5月17日 | PlayStation 2の次世代機となる家庭用ゲーム機「PlayStation 3」の概要が発表。 |
2005年11月29日 | 全世界1億台突破。 |
2010年3月4日 | 発売10周年。 |
2011年2月14日 | 世界1億5,000万台。 |
2012年12月28日 | 日本国内における新品出荷を終了。 |

赤色光を使った深度センサーを搭載した「EyeToy」。

薄型PS2。最終型番(SCPH-90000系)では重さ約720gまで軽量化された。
( 2013-02-19 )
◇Gameyam.com
http://gameyam.com/
© Gameyam.com